日本中を熱くさせる夏の甲子園。間もなく終わりを迎える平成の時代にも心に刻まれる名勝負が生まれてきた。その中から編集部が20試合をピックアップ。高校球児たちが紡いだ筋書きなきドラマを振り返ってみよう。 【平成24年】藤浪の圧巻投球。春夏連覇成る!
大阪桐蔭高3-0光星学院高(第94回大会決勝) 
決勝で2安打14奪三振の完封。藤浪が史上7校目の春夏連覇に大きく貢献
大阪桐蔭高の史上7校目の春夏連覇がかかった一戦。センバツ優勝から成長した大阪桐蔭高のエース・
藤浪晋太郎(現
阪神)は、夏の甲子園では圧倒的な投球を見せていた。3回戦では背番号10の
澤田圭佑(現
オリックス)が完投勝利で藤浪を温存。藤浪は、準々決勝、準決勝とわずか1失点で決勝のマウンドに上がる。
相手はセンバツ決勝でも当たった光星学院高。センバツでは3点を奪われていた藤浪だが、夏の決勝は圧巻だった。光星打線は三番・
田村龍弘(現
ロッテ)、四番に
北條史也(現阪神)をそろえた重量打線。しかし、藤浪は・・・
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