CS争いに全力を傾けているDeNA。日本一への道を目指し続ける一方、シーズンは終わりが近づく。先発としてチームを支えた左右の軸。彼らの背中を追う未来の星を探る。 写真=BBM ※成績・情報は9月17日現在 
今永昇太
【一軍成績】試合20、勝利7、敗北3、平均球数[1投球回]16.07、与四球率1.39、奪三振率10.79、防御率2.71、WHIP1.02
二軍から新星現れるか
シーズン終盤に入り、今季貯金をつくった2人の先発投手、左腕の今永昇太(7勝3敗)、右腕のT.
バウアー(10勝4敗)の周辺が騒がしくなってきた。
長らく先発投手陣を支えてきた今永はかねてよりMLBへの興味を語っており、今オフにポスティングシステムを利用してのメジャー挑戦を目指す可能性が浮上。一方今季加入したバウアーも、2020年サイ・ヤング賞にたがわぬ投球で6、8月期の月間MVPを受賞し、先発ローテの中核を担った。ただ、コスト面の不安から来季も横浜スタジアムのマウンドに立っている保証はない。となれば、来季以降の先発陣は手薄になってしまう可能性も……。
そんな中でも将来の中心投手となるべく、彼らの背中を見て何かを感じ、成長してきた投手たちがいることは事実だ。
昨季まで2年連続でウエスタン・リーグのタイトルを獲得した
阪神の
村上頌樹が大ブレークを果たし、一気にチームの中心投手へと駆け上がったことは、ファームのトップ投手が一軍でも通用することを示すモデルケースとなるだろう。現在、DeNAのファームにも・・・
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