負けたら終わりのポストシーズンが始まった。その中で、ケガで出場は厳しいと思われていたメッツの千賀滉大が大事な地区シリーズの初戦で先発復帰。現地メディアもサプライズだったが、チームを勝利に導く投球で大役を果たした。 写真=Getty Images 
先頭打者には一発を打たれたが、その後は冷静な投球で強力フィリーズ打線を2回1失点に抑え切った
地区シリーズ初戦先発 2回を1失点で勝利に大きく貢献
現地メディアも衝撃を受けた。大事な地区シリーズ初戦(現地時間10月5日)の先発に、シーズンで1試合しか投げていない投手が先発する。前日会見でメッツのメンドーサ監督は「千賀が先発だ」と語ったのだ。
キャンプイン後、右肩のケガのためチームを離れた千賀滉大。治療とリハビリに取り組み、7月26日のブレーブス戦で復帰登板。快投を見せ5回1/3を2失点も9奪三振で、日米通算100勝を挙げた。しかし、左ふくらはぎを痛めて再び離脱。さらに9月のマイナーでの調整登板で上腕三頭筋の張りを訴えていた。
このままシーズンが終わる可能性が高かった。だがチームは快進撃を続け・・・
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