どこまで万全の態勢での復帰だったのだろうか。ポストシーズンに入ってからメジャー復帰したメッツの千賀滉大。チームの勝利、名誉のために必死に右腕を振ったが……。ミラクル・メッツを起こすことなく2024年のシーズンを終えた。 写真=Getty Images 
来季こそはシーズンから先発として1年間投げ続け、ポストシーズンでも快投を見せていきたい
まさかの10月に登板復帰 3試合で満足な投球はできず
10月の3試合はまさに「ジキルとハイド」だった。ケガから9月に復帰する予定だったメッツの千賀滉大。その復帰も現地時間9月22日に右腕の張りのため延期となった。チームがプレーオフ進出を懸けた激しい戦いを続ける中、エースの痛い復帰見送りとなった。
それでもメッツは快進撃を続け、シーズン最終日のダブルヘッダー1試合目に勝利し最後の第6シードでプレーオフ進出をつかみ取った。「ミラクル・メッツ」をもう一度。その機運が高まる中、ワイルドカード・シリーズでナ・リーグ中地区のブリュワーズを退け、地区シリーズにコマを進めたのだ。
そして東地区の優勝チーム、フィリーズとの第1戦目の先発を千賀が任された。予想もしなかった今季中の復帰。しかも・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン