2024年もプロ野球の歴史に名を刻んだ野球人が旅立った。思い出は永遠に、野球ファンの心に刻まれている。故人の生前の功績を偲び、謹んで哀悼の意を表したい(敬称略)。 【前編】はこちら 鈴木隆 大洋の初優勝の主力投手

鈴木隆[元大洋ほか]
1933年9月22日-2024年5月31日[90歳没]
中大から社会人・川崎トキコを経て、1958年に大洋(現
DeNA)に入団した左腕投手。ルーキーイヤーから2年連続2ケタ勝利を挙げた。3年目の60年に
三原脩監督が就任、リリーフ中心の起用となり、5勝11敗と成績を落としたがチームの初優勝に貢献し、大毎(現
ロッテ)との日本シリーズでは4試合中2試合に先発した。66、67年は東京(現ロッテ)でプレーし、68年に大洋に復帰、同年限りで現役引退。通算成績は519試合、81勝102敗、防御率3.21。引退後は大洋でコーチ、二軍監督、スカウトを歴任。tvkの解説者としても人気を博した。
島田源太郎 20歳の若さで完全試合

島田源太郎[元大洋]
1939年8月25日-2024年6月16日[84歳没]
宮城県立気仙沼高から入団テストを経て1958年に大洋(現DeNA)入り。3年目の60年8月11日の大阪(現
阪神)戦では完全試合を達成した。この時点で20歳11カ月で・・・
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