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<2025ドライチルーキー>プロへの第一歩がスタート 新人王は誰の手に?【パ・リーグ編】

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ルーキーたちの入寮が終わり、新人合同自主トレがスタート。2月のキャンプインを前に、プロへの第一歩を踏み出した。注目はやはりドラフト1位で入団した“金の卵”たちだろう。12人の中から新人王候補となると宗山塁(楽天)が最有力候補だが、シーズンに入って誰がどんな活躍を見せるかは分からない。ここでは宗山以外の11人のドライチたちの始動の様子をお伝えする。
※年齢は2025年の満年齢
【セ・リーグ編】はこちら

【新人王CHECK】
☑即戦力A(シーズンを通して一軍主力クラスの活躍を期待)
☑即戦力B(一軍戦力として期待。一軍枠でチャンスを待つ)
☑育成&強化(新人王は来年以降。今年はじっくりとレベルアップ)


ロッテ・西川史礁 二遊間か、あるいはセンターか


ロッテ・西川史礁[外野手/22歳] 1月11日@ZOZOマリンスタジアム[写真=中島奈津子]


【新人王CHECK】
☐即戦力A ☑即戦力B ☐育成&強化

 ロッテのドラフト1位・西川史礁はランニングで率先して声を出すなど、軽快に体を動かしながらプロとしての第一歩を踏み出した。青学大ではチーム事情で外野手。プロでの登録も外野手の予定だが、龍谷大平安高時代は遊撃手。この日は自ら用意した内野手用のグラブでノックを受け、「内野でも外野でも与えられた場所でできるように、しっかりと準備していきたい」と意欲を見せた。

 視察した吉井理人監督も「長打力にスピードもあると聞いているので、センターラインのどこかを守ってくれたらいいなと思います」と、中堅、遊撃、二塁のいずれかでの起用を示唆。昨秋のリーグ戦の死球で右手人差し指を骨折した西川だがすでに完治し、ティー打撃では力強いスイングを披露した。「まずは雰囲気よくやり切ることができました。思っていた以上にスイングできたかなと思います。1年目の目標は2ケタ本塁打。その中で・・・

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