オフに国内&海外FA権を行使して新しいユニフォームに袖を通した男たち。周囲からの高い期待を背に受け、キャンプで精力的に体を動かしている。チームに刺激を与えるFA移籍選手の心意気は――。 ロッテ・石川柊太 壁もなく、チームに馴染んで

ブルペンで投げ込むなど、開幕に向けて順調に調整している[写真=大賀章好]
ソフトバンクからFA移籍した
ロッテの
石川柊太が新天地で始動した。1月30日、気温20度と過ごしやすい沖縄・石垣島入り。2月1日には
吉井理人監督が昨季まで背負い、譲り受けた『21』のユニフォーム姿で登場した。すでにチームにも馴染んでいる様子で「普通にしゃべってくれるので、野手の人とも話していきたい。全然変な壁とかはありません。それは向こう次第なのでありがたいですね」と目を細めた。
2月2日にはキャンプ初ブルペンで34球を投げ込んだ。新球種「キックチェンジ」も披露し、「投げ感は悪くはない」と手応え。圧巻は中2日の2月5日、2度目のブルペン。得意のパワーカーブやカットボールなども含め、熱のこもった82球を投じた。その後はウエート・トレーニングで「修正」もしたと言い、「次のブルペンも楽しみ。今日は今日で日々前進。体に問題なくできたので良かったです」と、向上心をのぞかせた。先発ローテションの一角として期待される右腕は・・・
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