アメリカに戻ってから好調が続いている。今季トレードで加入した2023年の打点王の精神的な部分を、自分の中に取り入れてから、結果が出始めた。打線の軸として、自信を持って打席に入る日々を送っている。 写真=Getty Images 成績は現地時間4月6日現在 
1日2本塁打を放つなど好調を維持している鈴木。2試合で3本塁打8打点の大活躍だった
思い切り一閃(いっせん)した打球が、左へ右へとフェンスを越えていく。まずは初球の90マイルのカットボールが真ん中に入ってきたところを見逃さなかった。打球は大きな弧を描き、左中間スタンドへと飛び込んだ。現地時間4月2日のアスレチックス戦、二番・右翼で出場した2回だった。1対0、二死一、三塁で迎えた第2打席での豪快3ランとなった。
「いい投手なので甘い球はあまりないと思っていたので、その中で甘い球を積極的に振るというのが、きょうの自分のアプローチの仕方。それがはまったのでよかったです」
相手投手のスプリングスは今季先発としてアスレチックスに加入。前回は6回無失点と好投していた。その相手の失投を見逃さなかった。4回には・・・
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