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第32回 WBSC U18野球ワールドカップ

<第32回 WBSC U18野球ワールドカップ>「世界一」に挑んだ意義 高校日本代表が全力を尽くした10日間9試合

 

世界一まであと一歩だった。第32回 WBSC U18野球ワールドカップで、侍ジャパンU-18代表は銀メダル。アメリカとの決勝(9月14日)で惜敗し、2大会連続世界一を逃した。チームが沖縄で始動したのは8月28日。18日間に及ぶ戦いを総括する。
取材・文=沢井史

アメリカとの決勝は0対2で惜敗。2大会連続の世界一はならなかった[写真=福地和男]


小倉監督の声掛け


 昨年のアジア選手権に続き指揮を執る小倉全由監督は昨年、決勝で台湾に敗れて準優勝に終わった教訓を胸に、あるポイントを置いていた。

 それは走塁と小技だ。昨年は石塚裕惺(花咲徳栄高-巨人)、花田悠月(智弁和歌山高-国学院大)といった大砲クラスの打者を軸に打線を形成していたが、試合ではなかなか振るわなかった。そんな中、試合を重ねるごとに山畑真南斗(明徳義塾高-拓大)や濱本遥大(広陵高-立大)といった小技に長けた打者が攻撃の流れを作るようになった。

 今年のチームで言うと、その象徴となったのが不動の一番打者を務め、今大会最多盗塁(7個)のタイトルを獲得した岡部飛雄馬だった。小倉監督に岡部について尋ねると大きくうなずき、こう明かした。

「岡部は打たせても良いし、小技も何でもできるでしょう。だからあの場面で(スクイズのサインを)出せたというのもあります」

 スーパーラウンドのパナマ戦では・・・

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