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【侍JAPAN NEWS】宮崎強化合宿がスタート 連覇へ向けて、侍ジャパン始動!

 

左から大勢、隅田、宮城大弥。普段は交わらない各チームのトップ選手の競演こそが華だ[写真=高原由佳]


 2度目となる連覇へ向けて、ついに動き出した。2月14日、ひなたサンマリンスタジアム宮崎で侍ジャパンの宮崎強化合宿がスタート。直前に西武平良海馬阪神石井大智が故障により離脱するアクシデントはあったものの、緊急招集された藤平尚真隅田知一郎を含めたメジャー組を除くメンバーが、3月に開幕が迫るワールド・ベースボール・クラシック(WBC)へ向けて始動した。

 だが、初日の主役となったのは2人のレジェンドだった。1人目はチームを激励に訪れた松井秀喜氏。井端弘和監督が就任直後からオファーしていたというが、WBC直前合宿という絶好のタイミングで訪問が実現した。同じ左の強打者である佐藤輝明をはじめ次々と選手たちと言葉を交わし、佐藤は笑顔で「うれしかった」と振り返るなど、侍戦士たちにとっても有意義な時間となった。

松井氏は言葉を交わした佐藤を「自分のゾーンでとらえる確率が上がっている」と評価した[写真=高原由佳]


 WBCでの戦いにおいてより大きな意味を持つのがパドレス・ダルビッシュ有の参戦だろう。昨年10月に右肘手術を受け選手としての出場は断念したが、「アドバイザー」としての参加が実現した。自らの役割について「ピッチクロックやピッチコム。スムーズに入っていけるように手助けできれば」とNPBでは導入されていないルール対策、侍ジャパンにとっての懸念点を口にした。

 投手だけではなく捕手陣ともコミュニケーションを取り、「日本の捕手は打者の表情やスイングを見て配球を決めるが、ピッチクロックとは相性が悪い」と率直に語り、「相手の傾向をデータとかで理解して、道筋を立てた上で打者と対戦しなければいけない」と指摘。本番に向けて、数少ない不安要素を解消していくには打ってつけの存在だろう。

ダルビッシュはブルペンで松本裕樹北山亘基にアドバイスを送るなど、初日から精力的な動きを見せた[写真=高原由佳]


 井端監督は練習前のミーティングで「前回は世界一になったが、挑戦者の気持ちで戦おう」と呼び掛けた。「全員が同じメンバーではない。初めての選手もいる。そこは仕切り直してやっていかないといけない」と気を引き締めるためだ。「(選手たちが)仕上げてきてくれているのは分かっていた。やっぱり一流の選手が集まっているので動きはよかった」と目を細めながらも、間近に迫った決戦の時に向け、指揮官は勝負師の目へと変わっていた。(※情報は2月15日時点)

■2026WBC/侍ジャパン出場メンバー

背番号/選手名/所属/年齢/投打
<投手>
1/松井裕樹/パドレス/30/左左
13/宮城大弥/オリックス/24/左左
14/伊藤大海日本ハム/28/右左
15/大勢/巨人/26/右右
17/菊池雄星/エンゼルス/34/左左
18/山本由伸/ドジャース/27/右右
19/菅野智之/ロッキーズ/36/右右
22/隅田知一郎/西武/26/左左
26/種市篤暉ロッテ/27/右右
28/高橋宏斗中日/23/右右
46/藤平尚真/楽天/27/右右
47/曽谷龍平/オリックス/25/左左
57/北山亘基/日本ハム/26/右右
66/松本裕樹/ソフトバンク/29/右左

<捕手>
4/若月健矢/オリックス/30/右右
12/坂本誠志郎/阪神/32/右右
27/中村悠平ヤクルト/35/右右

<内野手>
2/牧秀悟DeNA/27/右右
3/小園海斗広島/25/右左
5/牧原大成/ソフトバンク/33/右左
6/源田壮亮/西武/33/右左
7/佐藤輝明/阪神/26/右左
25/岡本和真/ブルージェイズ/29/右右
55/村上宗隆/ホワイトソックス/26/右左

<外野手>
8/近藤健介/ソフトバンク/32/右左
20/周東佑京/ソフトバンク/30/右左
23/森下翔太/阪神/25/右右
34/吉田正尚/レッドソックス/32/右左
51/鈴木誠也/カブス/31/右右

<DH>
16/大谷翔平/ドジャース/31/右左
※年齢はWBC開幕時

■WBC2026/侍ジャパンの日程
【1次ラウンド/東京ドーム】
3月6日 vs 台湾
3月7日 vs 韓国
3月8日 vs オーストラリア
3月10日 vs チェコ

【準々決勝ラウンド/ローンデポ・パーク(アメリカ)】
3月14日 vs プールD1位or2位

【決勝ラウンド/ローンデポ・パーク(アメリカ)】
3月15日or16日準決勝
3月17日決勝
※日付は現地時間

【WBC2026】侍ジャパン出場メンバー・注目選手・試合日程一覧・予想スタメンなど
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