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楽天が深夜に衝撃発表! 三木肇監督が無念の休養

 

シーズン中にチームを離れることになった三木監督は「大変悔しく不本意な思い。これからの選手の成長と活躍を願っています」とコメントした


 交流戦が終盤に差し掛かった6月10日の午前1時、楽天三木肇監督の休養を発表した。9日の巨人戦(楽天モバイル)に0対7で敗れ、今季5度目の5連敗で借金は15。交流戦はもちろん、パ・リーグ最下位に沈む成績の責任を取る形となった。

 10日の練習前に森井誠之球団社長が取材に応じ「現状あまりチーム状態が良くない中で、監督も苦労しながら戦っていただいていたんですけども、その中で、昨晩遅くまで話し合った結果。双方の合意です」と経緯を説明。塩川達也ヘッドコーチが監督代行を務めることが発表された。(※6月17日に三木 肇監督の退団、吉井理人氏の監督就任が発表された)

 三木監督は昨季、2020年以来2度目の一軍監督に就任。4位に沈むも若手の台頭をサポートしたことで続投が決定した。しかし今季は開幕直後こそ勢いに乗ったものの、ボイトマッカスカーが不振に陥ると得点力が低下し急失速。そこで二軍で状態がいいルーキーを起用するも結果を出させることはできず、昨オフの補強はハマらなかった形に。さらに4月は17だった盗塁が5月はわずか8と三木野球の最大の武器である機動力も鳴りを潜めた。その理由を塩川監督代行に問うと「盗塁は成功すれば流れが一気に変わるが、失敗すれば逆にもなりうる。負けが続いてしまうと(盗塁に)いけなくなることもある」と振り返る。コーチの入れ替えや鈴木大地をキャプテンに据えるなど苦肉の策をとるも状況を好転させられず指揮官は交流戦終了を待たず、それも3連戦の途中での幕引きとなった。

 シーズン中の監督交代はこれで3度目だ。14年は星野仙一監督が持病を悪化させて休養し佐藤義則投手コーチが代行を務めるも、チームが低迷したことで大久保博元二軍監督が代行の代行に就任。18年には梨田昌孝監督がシーズン中に辞任し、平石洋介ヘッド兼打撃コーチが監督代行を務めた。そして今季、「監督だけの責任ではない」としながらも「あくまで代行ですので、今後何かあれば変わるかもしれませんが、今の段階で先のことは言わずに、まずは代行に全力で務めていただきたい」と森井球団社長は含みを持たせ、テコ入れを行った。

「ひとつでも上の順位を目指してやっていく」と塩川監督代行。43歳の生え抜きで選手との距離感が近く、ベンチには活気が戻ってきた。現状を打破し、チームを立て直せるか。

塩川監督代行[左]が希望し、チーフコーチとして真喜志康永育成総合コーチがベンチ入り。ヘッドコーチを務めるなど豊富な経験を生かしチームを支える


写真=川口洋邦、井田新輔
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