左ヒジの手術を乗り越え、今季はカープの先発ローテーションに定着している左腕です。大瀬良大地、森下暢仁、九里亜蓮と若い先発投手陣の中、床田寛樹に並ぶ左の先発投手として私も期待しています。彼が定着するようになれば、カープのスターターは厚みを増しますね。 【ポイント】準備が早い
写真1はコマの途中ではありません。高橋選手は写真のように左足をプレートに沿わせて、左足だけ開いた状態で正対し、キャッチャーのサインをのぞき込みます。サイン交換が終わると、写真2のように動き出し、写真3以降につなげていくのですが、これは斬新で、果たしてどのような意味があるのか。機会があれば、話を聞く必要がありますが、彼の狙いを知らない段階で解説すると、写真1のように正対せずに、右足をプレートの前に置いてしまえばいいのではないでしょうか。そうすると、バッターに対して正対することなく、写真3くらいの上半身の角度で、左腕をブラインドすることにもつながります。足の位置は緑で示したあたりでしょうか。そうなれば、スタートの段階で頭の位置は写真3。現在の写真1~写真3のように頭が前後することはなくなり、ムダな動きを減らすことができます。また、写真5でバランスよく一本足で立てていますが、スタート時点で右足がプレートよりも前にあれば、もっとスムーズに一本足になれるはずです。
ただ・・・
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