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ヤクルト・石山泰稚 来季こそシーズン完走を/これぞプロの技

 

13年目のシーズンは離脱がありながらも40試合登板をクリアした[写真=BBM]


 勝ちゲームを締めくくるとともに、偉大な記録を達成した。石山泰稚が4月5日の中日戦(神宮)で2点リードの9回に登板。セーブシチュエーションで、1イニング3者連続3球三振の『イマキュレートイニング』を達成した。

 あの試合を「狙ったわけでもないですし、運良くたまたまできたというだけですね。すごいことをしたなということもない」と謙虚に振り返った石山。ただ、NPBでは史上21人目、球団では前身である国鉄時代の1955年に金田正一が成し遂げて以来70年ぶりの偉業だった。

 抑えの役割は、投手陣がつないできた勝利のバトンを受け取り、ゴールすること。簡単は仕事ではない。「一球でホームラン打たれて逆転サヨナラもありますし、そこで試合が決まってしまう。すごく難しいところで投げるのは分かっている」と責任の重さを口にしたうえで「ボール球をスイングしてくれたというのもありますし、配球も良かったでしょうし、(相手打者が)何を狙ってきているのかというところで、ハマったところがあった。集中した結果が最高の結果になった」と高い制球力と、捕手・中村悠平の配球が偉業達成につながったことを明かした。

 その後も守護神を任されていたが、7月中旬に上半身を痛めて約1カ月離脱。「今年は本当に後半頑張りたいなと思っていたけど、前半良くて途中でケガしてしまった。シーズンしっかり投げられなかった」と反省が口をついた。来季は、安定感のある投球を1年間継続し、スコアボードに『0』を並べる。
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