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中日・岡林勇希 竜不動のリードオフマン/ドラフト下位選手の今

 


 ドラゴンズのドラフト5位は当たる――。山本昌井端弘和大島洋平祖父江大輔。そして2020年入団の岡林勇希もその一人。今季はキャリアハイを更新する168安打を放ち、3年ぶり2度目となる最多安打のタイトルを獲得した。

「結果を出し続けないといけない中で、打てないときも使ってもらったので、僕一人の力ではない。ケガなく1年間できたのはよかった」。自身2度目、そして今季は両リーグ唯一のフルイニング出場も成し遂げた。

 昨季はキャンプ中に右肩を故障し、苦しんだ。不安を抱えながらのプレーが続き、数字は伸び悩んだ。「胃に穴が開くかなと。初めてだったし、しんどかった」。終盤に盛り返したが、期待されている成績は残せなかった。

 自分の体を見直すために、オフには三重県津市のスポーツ整形外科「みどりクリニック」に通い、トレーニング方法や体の動かし方を学んだ。「昨年は故障するべくして故障したということが分かった。それでよかったのかもしれない」。春季キャンプでも体のケアは人一倍時間を掛けた。

 今季は交流戦で最多安打を獲得するも、その後成績は急降下。しかし9月に入ると息を吹き返した。同月27日の阪神戦(甲子園)から4試合連続猛打賞をマーク。28日の第3打席からは球団タイ記録となる8打数連続安打を放つなど、9、10月の月間成績は94打数34安打で打率.362をマーク。

「最後に良い形で終われたことはよかった。終盤の状態のよさは、来年の開幕に生きてくる」。ドラゴンズ不動のリードオフマンは、すでに来季を見据えている。

写真=BBM
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