
登板数はわずかだが、防御率1.53と新天地で結果を残した
貴重な中継ぎ左腕として、移籍1年目からその存在感をしっかりと示した。8月5日の
ロッテ戦(ZOZOマリン)。6回一死一、二塁のピンチでマウンドに上がった
大江竜聖が、
藤原恭大を空振り三振、
寺地隆成を中飛に仕留め無失点で切り抜けた。「1イニング目はめちゃくちゃ緊張して変な感じだった」と振り返ったが、回またぎとなった7回は西川史礁、ソトから連続三振を奪うなど中軸を三者凡退。前回登板から中15日と難しいマウンドだったが完璧に役割を果たした。
5月に
巨人からトレードで加入した。移籍後初登板となった5月25日の
オリックス戦(鹿児島)は8回に4番手として登板。「名前を呼ばれた時にお客さんがすごい拍手とかしてくださったので。応援で頑張れました」と、新天地のファンの声援にも背中を押され、“デビュー戦”で三者凡退の投球を見せた。さらにこの登板は通算150試合目のマウンド。メモリアル登板にもなり「こっからがスタートだと。頑張りたい」と、プロ9年目の左腕は初々しく新天地での活躍に意気込みを示した。
今季15試合目の登板となった9月28日の
西武戦(ベルーナ)では、1点リードの6回に2番手で登板し1イニングを無失点に抑えた。これで巨人時代の2019年のプロ初登板から通算164試合連続で無敗となり歴代2タイに浮上。だが同30日の
日本ハム戦(みずほPayPay)で黒星を喫してしまい、惜しくも記録は途絶えた。それでも日本ハムとのCSファイナルステージでも2試合に登板するなど欠かせない存在となった左腕が、移籍2年目の来季もチームに貢献する。
写真=BBM