
打力がさらにつけばレギュラー獲得も夢ではない
日本シリーズ第2戦(みずほPayPay)で
ソフトバンクに1対10の大敗を喫したが、一筋の光明は
高寺望夢の一打だ。初戦に続くスタメンで、8点を追う4回に
上沢直之から右前打を放った。
初体験の大舞台で目立たなかったが、5年目の若手にとっては堂々としたヒットになった。シーズン中の
藤川球児監督は「今は修行中じゃないですか」と語っていたが場数を踏みながら成長した。
プロ初の開幕一軍入り。期待株の左打者は「1打席、1打席を大切にと思ってやっています」と食い下がってきた。今春キャンプでは内外野のポジションで出番を探った。
4月下旬にはファーム行きとなったが、5月上旬に再昇格を果たした。代打、代走、三塁、遊撃、外野とめまぐるしい起用にも必死に応えてきた。
今季初スタメンとなった5月13日の
DeNA戦(新潟)で
入江大生からプロ初本塁打。登録抹消の
小幡竜平に代わって「心掛けているのは振り負けないこと」と球速148キロのストレートを仕留めた。
7月になってスタメン出場の機会が増えた。8月にはプロ初の猛打賞、初の決勝打をマークするなど、結果を出してアピールした。
寮生活では室内練習場で打ち込みを続けてきた。日本シリーズでは3試合にスタメン出場したのは自信になった。来シーズンに向けて「たくさん練習します」と一気に定位置獲りに挑戦する。
写真=BBM