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西武・中村剛也 500本塁打まで残り19本 偉業達成へ1本1本コツコツと積み重ねていくのみ/記録への挑戦

 

本物のアーチストがどこまで偉業に近付くか楽しみだ


 昨季3本塁打を放ったことで、通算500本塁打まで19本と数字を減らした中村剛也。過去8人しか到達していない偉業だけに周囲からも「ぜひ達成してほしい」との期待の声が高い。中村剛也自身も2023年に「500号は達成したい」との強い意欲を口にしている。

 ただ、年々その「19」本が決して簡単な数字ではないことを誰よりも本人が一番痛感しているに違いない。23年に88試合に出場し17本塁打を放ったものの、24年は58試合で7本、昨季は44試合で3本塁打にとどまっている。特に昨季は代打での出場が多く、1打席で本塁打を高い確率で打つのは至難の業と言わざるを得なかった。代打へのアジャストも含め、トルピードバットを試すなどいろいろなトライをしたが、「うまくいかなかった」と昨季を振り返っている。

 とはいえ、もともと500号が視野に入ってきた22年終了時点から「1年で達成しろと言われたら難しい数字」と、数年をかけての達成が既定路線とも考えていた。これまでと変わらず今季も自分にできる最善を尽くし、1本1本コツコツと積み重ねていくのみだ。

 今年でプロ25年目を迎えるが04年から昨季まで22年連続で本塁打をマークしており、野村克也(南海ほか)、王貞治(巨人)、立浪和義(中日)の持つ「所属1球団連続本塁打最長記録」に並んでいる。今季1号が出ると新記録樹立とあり、その偉業達成も注目だ。

 同期入団で同学年の栗山が今季限りでの引退を宣言した。盟友とともに戦うラストシーズン。球史に残る大きな功績が刻まれることを心から期待したい。

写真=BBM
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