
昨季は打率.230。オフは攻守両面でのレベルアップに取り組んでいる
午年に、もう一度正捕手奪取へ駆け出す。1990年生まれの
中村悠平は6月に36歳を迎える。
「午年ね。36歳。年男。多分プロ野球選手として最後の年男になると思うので、いい年にしたい」
年末年始は家族とオーストラリアに旅行に行き、リフレッシュ。1月6日に神宮外苑で始動し、恒例となった愛媛・松山での自主トレーニングでプロ18年目のシーズンに向けた準備を進めている。
「また一からですね。去年も(シーズン中は)1年間ケガなくいられたんですけど、成績は残せなかった。チーム的にも、個人的にも。なので、もう一回一からレギュラーを獲るという気持ちを持ってやっていきたいですね」
昨季は、後輩である古賀の台頭もあって74試合の出場にとどまった。3度のリーグ優勝、1度の日本一をけん引し、国際大会の経験も豊富なベテランもレギュラーの座は確約されていない。オフシーズンは、「打撃の見直し」と「スローイングの安定」という攻守どちらにも重点を置いて取り組んでいる。
「キャッチャーはどっちもしっかりしないと、チームとして上にはいけないと思っている。スローイングも打つほうも数字は出ている。その数字を改善するにはやっぱり練習するしかないと思う。体の使い方をもう少し変えたらいいのかとか、いろいろある」
目標に掲げるのは「スタメンで100試合出場」。まだまだ老け込む年齢ではない。もう一度、正捕手として扇の要に鎮座する。
写真=BBM