最高の仕上がりで36歳年男イヤーを駆け抜ける。松葉貴大が年明け早々、ナゴヤ球場でシーズン初めてブルペン入りした。「自分でも怖いくらい調子がいい」と満面の笑み。松葉が松葉を怖がる展開。受けた
木下拓哉が「今まで受けた中で一番いいっス」というから信頼性は増す。
「こんなに感じがよくて大丈夫かな、と心配になるくらい。それも昨年の経験が生きていると思いますね」。昨季は自身初の規定投球回に到達した。7勝11敗、防御率2.72。シーズン終了後に海外FA権を行使した上で、
中日に残留。年俸1億円の複数年契約を結んだ。
絶好調男は開幕投手への色気ものぞかせる。「今年は球団90周年の節目。球団としても日本一を目指す中で、僕も目指しているし、その中心にいたい」と語る。
オフは球速アップに重きを置いた。体の硬さを改善するため、柔軟性を高めるためのトレーニングに着手。
メインは胸郭の可動域。トレーニング部門の球団スタッフに作成してもらって日々こなし、一定の手応えを感じている。
年明けのおみくじは「凶」だった。「書いてあった内容は、そりゃそうだよな、ということばかり。足元を見つめてやりなさいということかな」。年明けの好調を維持する方法を考えた。8月には36歳。地に足を付けて、開幕までじっくりと調整を進めていく。
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