
移籍2年目の今季もチームのためにフル回転を誓う
タフネス自慢の右腕が、
オリックス移籍2年目を迎える。35歳を迎える2026年シーズンも、
九里亜蓮は成長への足取りを緩めることなく突き進む。
「1年間ケガなくしっかりローテーションを守って、イニングを投げることが僕の仕事。(移籍)2年目ですし、若い子も多いですし、強い自覚と意志を持ってやりたい」
海外FA権を行使した末に、オリックスに移籍したのが24年オフ。チームで唯一開幕から先発ローテを守り続け、チーム最多の11勝を挙げるなど初年度から獅子奮迅の活躍を見せた。
田嶋大樹、
才木海翔など後輩への直接の助言や、姿勢も含めた存在感は格別なもの。今オフは
曽谷龍平に志願されて自主トレをともに行ったが、後輩左腕がWBCを戦う侍ジャパンに選出された後も「最後まで面倒を見てやる」とWBC球でキャッチボールを交わし続けたことも、その男気を表している。
今春はキャンプ初日からブルペンで、自己最多を更新する350球の投げ込みを敢行。「カープのときも第1クールで300球以上投げたときは、良い感じで(シーズンに)合わせられたので」と最多勝のタイトルを獲得した21年を参考に、2日後にも210球を投げるなど序盤から精力的な姿を示している。「シーズンを通して戦っていく中で、終盤はどうしても体がきつい状態で投げていかないといけない。そういう体を一度つくっておくことで、実際のシーズン終盤でどう体を動かせばいいかを感じながらできる」。老いとは無縁。200イニングの大台を、背番号22は本気で見据えている。
写真=BBM