
昨季は新天地で腕を振るうも結果を残せず。加入2年目の今季はフル回転し、再びタイトルを狙う
加入2年目のシーズンは、最初からチームの勝利に貢献する。昨年7月末から
ヤクルトのユニフォームに袖を通している
青柳晃洋は、悔しさしかない昨季をこう振り返った。
「振り返ったら本当に情けないシーズンだったと思う。ヤクルトに対して何も貢献できていなかった。次の目標はヤクルトが優勝すること。自分がタイトルに絡んだり、活躍して、ただ優勝するだけじゃなくて、自分が輪の中心にいたい。ヤクルト自体も新体制になりますし、自分がフィットして、気持ち新たに、また一から頑張っていけたらいい」
勝つ準備を進めてきた。オフシーズンは、体の可動域を広げることと投球フォームの見直しに重点を置いた。一軍の沖縄・浦添キャンプ中に行われたライブBP(実戦形式の打撃練習)では、キレキレのスライダーを披露。「いいところに曲がったと思う。いいフォームで投げているからこそ、いいボールが投げられている」とうなずき、「ツーシームの次に軸になるボールなので、ストライクゾーン率がしっかり上がってこないと、ゲームの中では苦しい場面が増えると思う」と口にした。
2021年は最多勝利と最高勝率のタイトルを獲得し、22年はそこに最優秀防御率も加えた“投手3冠”に輝いた。「狙えるものは狙いたい。どのタイトルでも一人で取れるものは何もない。自分ができること、ベストを尽くした結果、タイトルがついてくる。できることを全力でやっていきたい」と青柳。新たなチームメートの支えを受け、再び戴冠の喜びを知る。
写真=BBM