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オリックス・内藤鵬 期待の大砲候補が大暴れ「内藤いけるな、というのをしっかりアピールしたい」/開幕一軍を目指して

 

キャンプ中に行われた練習試合ではアーチを連発して持ち味をアピールした


 期待の大砲候補が、着実に成長を遂げている。高卒4年目・内藤鵬のバットが火を吹いたのは、2月18日の社会人・サムティとの練習試合(SOKKEN)。四番・一塁で出場すると、同点の5回一死一、三塁で相手左腕から左翼へ決勝3ランを放つなど、6打数4安打4打点と大暴れした。さらに25日の社会人・ヤマハとの練習試合(清武第二)では四番・三塁で出場し、5回一死一塁から左越え2ランを放った。

「去年1年間野球をやって、良かったり悪かったりの波がすごく多かったので。体力的なしんどさも感じたので、1年間バットを振れる体力をこのキャンプでつけたい」

 日本航空石川高から2023年ドラフト2位で加入後、挫折を味わい続けてきた。1年目は5月に左膝を負傷し、左膝鏡視下外側半月板縫合術を受けて約5カ月間の離脱を経験。再起を期した2年目も、春季キャンプ中の実戦守備で左肩を脱臼し、再び約5カ月間の離脱を強いられた。苦節を乗り越えた3年目は、ウエスタン・リーグでチーム最多の122試合に出場。打率.227、3本塁打の数字以上に、「守備も走塁も全部しっかりできないといけない」と課題を痛感した1年だった。

 昨秋キャンプから、小島脩平内野守備・走塁コーチとマンツーマンで特守を敢行。「グラブの位置、バウンドの入り方とか、たくさん教えてもらったことを継続してやっている」と、春季キャンプでも泥まみれで特守に励んだ。岸田監督も「試合が続く中で、どれだけやってきたことを出せるか」と継続力を見極める方針。頓宮が右膝の負傷により開幕に間に合うか微妙な状況の中、若武者は「内藤いけるな、というのをしっかりアピールしたい」と燃えている。

写真=高原由佳
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