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ヤクルト・松本健吾 先発再挑戦へ「今年はやっぱ先発をやりたいという気持ちがある」/開幕一軍を目指して

 

昨季は救援で23試合に登板して防御率1.87。今季は先発として開幕ローテーション入りを目指し、2試合で4回2安打とアピールを続けている


 3年目にして初めての開幕先発ローテーション入りへ、順調に歩を進めている。松本健吾が一軍の沖縄・浦添キャンプでアピールを続けた。今年初の実戦となった2月12日の中日との練習試合(北谷)で2回無安打無失点と好投すると、同21日の巨人とのオープン戦(那覇)でも2回1安打無失点。充実した表情でキャンプを終えた。

「まずはケガなくやれたというところと、オフシーズンに練習してきたことや、今年こういうピッチングをしたい、ということをしっかりできているかなとは思います。やっぱりまずは真っすぐをしっかり投げるというところからやっていきました」

 飛躍のシーズンとなるか、注目だ。2024年に社会人・トヨタ自動車からドラフト2位で入団。1年目の5月15日の広島戦(松山)で、新人投手ではプロ野球史上初となる2ケタ奪三振と無四球で初登板初完封を飾った。ただ、同年はそれ以降勝ち星に恵まれず。昨季は、リリーフとして23試合に登板した。

「去年は中継ぎでいろいろな場面で投げさせてもらって、今年はやっぱ先発をやりたいという気持ちがあるので、本当にそこに向けてしっかり(池山)監督にいいアピールできたらなと思っています」

 先発陣が課題と言われている中で、松本健の活躍は明るい材料。池山隆寛監督も2月12日の中日との練習試合後に「松本健吾が非常に素晴らしい投球内容だった。うかうかできないような投手陣になってほしい」と賛辞を惜しまなかった。

 オープン戦では3月8日時点で通算2試合に登板し4回2安打、無失点で1勝0敗、防御率0.00。2月3日には侍ジャパンサポートメンバーに選出された。同27日の中日との壮行試合(バンテリン)に8回で登板し、1回を2奪三振、無失点の好投。「緊張はありましたけど、去年、中継ぎで投げさせてもらった経験が大きかった。ドタバタせず、すんなり試合に入ることができました」と振り返った。

 濃密な3日間を終え、3月2日に神宮球場に合流。昨季沢村賞を獲得した日本ハム伊藤大海から登板後の体のケアについて助言を受けたことを明かした。「本当に貴重な経験になりました。いろいろお話もさせていただいて、空気感もそうですし、取り組んでいることや姿勢を見て学べることがすごくありました。行って良かったなと」

日の丸を背負う超一流選手が集まる環境で刺激を受けた右腕。開幕まで残り約3週間を切る中、最後までアピールを続ける。

写真=BBM
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