
代表戦で本塁打を放つなど、存在感を示している
春の成果をどでかい一発で表現して見せた。宮崎滞在最終日となった2日の
西武とのオープン戦(宮崎アイビー)。2回、
笹川吉康は右中間芝生席へのソロ本塁打を放った。「大振りになっていたところを修正して(2月26日の)台湾代表戦で放った本塁打。その時のセンター返しのイメージを継続して結果につなげることができた。継続して結果を出し、いいアピールをしていきたいと思います」と少しだけ表情が緩んだ。
プロ6年目の大砲候補が覚醒の時を迎えようとしている。
柳田悠岐が入団時につけていた背番号44を背負い、背格好も似ていることからギータ2世と呼ばれる。1月も柳田に弟子入りし、持ち前の長打力に加え、確実性も磨いてきた。「まずは1年間一軍にいること。一軍にいないと数字も求められない。出場機会を増やしてそこからいろんな課題も出てくると思う」。昨季ウエスタンでは本塁打と打点の2冠に輝いたが、今季は一軍フル稼働を目標に掲げている。
宮崎春季キャンプでは体調不良による一時離脱はあったが、それを上回るアピールを続けている。2月22日の日本代表との壮行試合(宮崎サンマ
リン)で一発を放てば、同26日の台湾代表との交流試合(台北ドーム)でも本塁打をマークし、代表キラーぶりも発揮した。「センター前にという謙虚な意識。強く振るという感じもあまりないです」と大振りに頼ることなくスタンドに届かせる力は十分に持ち合わせている。「まずは開幕一軍」。12球団屈指の選手層を誇る外野で生き残りを懸けた戦いが本格化していく。
写真=BBM