
パワーだけでなく守備力の高さも魅力
新外国人の
カストロが順調に新天地での開幕へ向けて歩を進めている。メジャー通算22本塁打の打撃は、台湾での交流試合やオープン戦でもアーチを重ねるなどパワーは十分だ。他球団から研究をされていく中で、どう対応して難局を打破しているかがポイントだが、開幕前から多くの成功体験を積んでいることはプラス材料だ。
新助っ人にとって心強い存在も近くにいる。同じドミニカ共和国出身の
レイエスだ。昨季の本塁打王で打点王。来日直後はNPBへの対応に苦しみながらも、乗り越えた経験は大きな参考資料となる。「彼の存在は私にとって非常に大きい。野球の面でも生活の面でもいろいろ助けてくれると思う。本当に心強い存在」と頼りにしている。
守備面では内外野を守れるが、現状は二遊間でのプレーが軸だ。そこでコンビを組む可能性がある水野から愛称「かっちゃん」と名付けられた。「キャンプに合流して初日か2日目ぐらいに付けてくれた。ミズノタツキで彼は“たっちゃん”なんで、カストロは“かっちゃん”。お気に入りだよ」。チーム内でも浸透している。
乗り越えるべき壁はNPBでも屈指の難解さ、数の多さで知られる新庄監督が繰り出すサインを覚えることだ。「こんなにサインがあるチームにはいたことないですし、本当に違う野球だなって感じましたけど、違う国に来て野球をするってことはそういうこと。慣れていくだけ」。献身的な姿勢で、10年ぶりとなる覇権奪回の使者となるかに注目だ。
写真=BBM