
今季は先発に転向し、開幕からローテーションの一角として好スタートを切っている
開幕から勝ち星を重ね、チームに大きく貢献している。3年目の右腕、
松本健吾は6月28日時点で11試合に登板し、5勝1敗、防御率2.52の好成績。昨季はシーズンを通してリリーフとして活躍したが、今季は先発に再挑戦し、開幕からローテーションの一角としてフル回転の活躍を見せている。
「去年中継ぎで投げさせてもらって、自分の感じたことと、オフシーズンやってきたこと、自分がやりたいことに対してはいい結果が出てきているのかなと思う。やっぱりまだまだ足りないなと思う部分もあるので、投げながら改善していきたい部分も出てきている」
リリーフでの経験を無駄にせず、しっかりと生かしている。感じたことは「オンとオフの切り替えの大切さ」だ。人間の集中力は長くは続かない。ここぞの場面で持っている力を最大限発揮し、高いパフォーマンスを出すためにどうすればいいかを考え、実践している。
「ブルペンに入ったからオン、ではなくて、マウンドに行く前にオンにする、というのをほかの中継ぎの人を見てて思った。僕は先発になると真面目になってしまうというか、1週間に1回投げるので、きっちりやらないといけないと思ってしまっていたんですけど、今年は『ここ気にする必要ないな』という部分を考えなくなった。思考を捨てる作業がすごくうまくなった感じがしますね」
余計な感情を捨て、自分でコントロールできる部分だけに集中する。思考をスッキリとさせたことが好結果につながっている。
写真=BBM