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オリックス・藤川敦也 高卒新人離れした完成度の高さ「直球がある程度通用しているのは収穫です」/ルーキーの中間報告

 

直球を主体とした攻めの投球で風格も漂わせるドライチルーキー


 大器を予感させるパフォーマンスを、藤川敦也はファームで続けている。4月14日の徳島インディゴソックスとの練習試合で実戦デビューを果たし、1回零封。ここまで実戦8試合、計16イニングでいまだに失点を1点も許していない。

「直球がある程度通用しているのは収穫ですし、自信になります。変化球の精度はまだまだ課題ですけどね」

 150キロ前後の直球を主体とした攻めの投球に、底知れぬ潜在能力をうかがわせる。ファーム・リーグでは4戦計10投球回で9奪三振を記録。与四球もわずか2と、制球力も魅力の一つだ。高卒新人離れした完成度の高さに、球団内では山本由伸(ドジャース)の再来を期待する声も聞こえてくる。

 5月19日のファーム西地区広島戦では、京セラドームでの初登板を経験。最速151キロを計測し、ファビアンに対してスライダーでバットをへし折って左飛に打ち取るなど、2回無安打無失点と堂々の本拠地デビューを飾った。「(本拠地は)楽しかったです。マウンドが硬くて、投げやすかった。自分が思っているフォームが再現しやすいなと思いました。緊張も最初はしましたけど、投げ出して1人(対戦が)終わったらなんともなくいけました」。

 蓄えたひげを含め、風格を漂わせる。軽度のコンディション不良によって6月19日の阪神戦(杉本商事BS)を最後に実戦登板を見合わせているが、ドラフト2位・森陽樹、同3位・佐藤龍月を合わせた高卒トリオが、オリックスの未来を明るく照らし出している。

写真=BBM
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