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ソフトバンク・前田悠伍 圧巻の成績を残す21歳「(新人王は)絶対に獲りたいなというのは思っています」/タイトル争い参戦中

 

11勝と最多勝争いにも参加している


 新人王筆頭候補の勢いは止まらない。前田悠伍は8月28日のオリックス戦(京セラドーム)で7回無失点。エスピノーザとの投げ合いを制し、無傷の11連勝を飾った。現在レースの先頭をひた走る「新人王」は、開幕時から目標にしてきたタイトルだ。「絶対に獲りたいなというのは思っています」。同戦後、小久保裕紀監督は「3年目ですけど、主力みたいな風格が出てきた」と大絶賛。これでハーラートップタイに躍り出るなど、貫禄の数字が並ぶ。もはや新人王だけではなく、プロ3年目ながら複数タイトルも視野に入ってきた。

 ここまで圧巻の成績を残す左腕。相手も警戒を強める中で、いかに結果を残し続けられるかがタイトル争いを抜け出す鍵となる。高校時代から経験豊富な左腕は「(自分から)あんまり変えてない」と冷静に語る。開幕ローテーションこそ逃したものの、5月以降は先発陣の一角として回り続けている。初めての経験となるシーズンを通した戦いの中でも「まだ若いですし。まだ疲れはない」と体力面の心配はないと言い切る。

 勝利数を見れば、オリックスのエスピノーザ、日本ハム加藤貴之らを筆頭にライバルは多く、独走する存在はいない。タイトル獲得に向けては一戦必勝の状況が続く。それでも、左腕は「数字にとらわれるのではなく、内容や自分の出せる力をすべて出せたか、というのを大切にしてやっている」と、ひたすら自身の投球にフォーカスする姿勢を崩さない。

 破竹の連勝街道を進む前田悠に安心の色は一切ない。「これを打たれたら二軍、というのを常に意識はしてる」ときっぱり。プロ3年目で見えてきた個人タイトルはあくまで通過点。「一番にはまだなれてないので」。冷静に腕を振り続けることが、栄誉に近づく確実な道だと信じている。

写真=BBM
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