週刊ベースボールONLINE

オーロラビジョン

日本ハム・伊藤大海 さらなる高みを目指して ローテーションの柱としてフル回転/エースの意地

 

新人から6年連続で規定投球回をクリアするなど、エースらしい投球でチームを引っ張る


 日本ハムのエースとして君臨しているのが、伊藤大海だ。後輩たちからは投手陣の兄貴的存在として慕われており、まさに大黒柱としてチームを支えている。北海道の道南にある鹿部町で生まれ育ち、球団初の道産子ドラフト1位として日本ハムに入団。プロ1年目から「ファイターズのエースになる」と公言し、当時、先発陣の中心だった上沢直之(現ソフトバンク)を目標に掲げ「いい見本が目の前にいるので、しっかり食らいつけるように頑張りたい」と意気込みを口にしてきた。

 プロ入りから大きなケガなく先発ローテーションを守り続け、2023年のWBCでは、侍ジャパンの一員として世界一に貢献した。上沢が米挑戦してチームを去った24年には自身初の開幕投手を務め、キャリア最多の14勝をマーク。自身初の個人タイトルとなる最多勝と勝率第一位の2冠を獲得した。さらに25年は14勝8敗、防御率2.52、195奪三振の成績を残して、先発投手としての最高の栄誉である沢村賞を受賞した。

 6年目の今季はWBCの戦いを終えた2週間後に、開幕投手の大役を務めた。シーズン序盤からほぼ休むことなく、ローテーションの柱としてフル回転。新人から6年連続で規定投球回をクリアするなど、エースとして十分の働きを見せているが、伊藤本人は「自分自身が求めているものもそれではないですし、チームが求めている部分もそういうピッチングではないと思う」と満足はしていない。絶対的エースと呼ばれる存在になるべく、さらなる高みを目指している。

写真=BBM
オーロラビジョン

オーロラビジョン

週刊ベースボール各球団担当による、選手にまつわる読み物。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング