牧田明久外野手が現役を引退することになった。 今季は一軍16試合の出場にとどまり、若返りの方針 もあり来季の構想から外れ、戦力外となっていた。
2001年ドラフト5位で近鉄に入団。4年間で一 軍出場はなく、04年オフに分配ドラフトにより創設 されたばかりの
楽天に移籍した。12年には自己最多 となる123試合に出場したが、球団初のリーグ優勝、 日本一を達成した13年は、故障もあって27試合の 出場にとどまった。
プロ通算691試合に出場して383安打、23本塁打、 150打点、23盗塁、打率.253。球団創設時を知る選 手は牧田が最後になっていた。その功績を考慮し、 今後は球団がポストを用意する予定だ。