
最速150キロ。体を目いっぱい使って、打者へ真っ向勝負するのが持ち味。強気の投球がチームに勢いをもたらす/写真=牛島寿人
パワーピッチングで活路を見出す150キロ剛腕
近畿学生リーグ二部の試合運営は、勝ち点制(2勝先勝)の一部とは異なり、各校2試合、総当たり計10試合の勝率制だ。しかも、球場使用時間の関係上、2時間15分を超えて新しいイニングに入らず延長戦も行わない。仮に早いテンポで試合が進んでいても9回を終えて同点の場合は引き分けとなる。ふだんは脚光を浴びる機会が少ない同リーグも、今春は多くのスカウトが足を運んだ。視線の先にいたのは大阪大谷大の主戦・
米田知弘(4年・橋本高)。強気で押すパワーピッチングが持ち味である。
野球を始めたのは、小学2年時。父の影響で野球より先にテニスを始めていたが、すぐに白球の虜とりこになった。中学では橋本シニアに所属し、そのまま地元の橋本高へ進学。この時点では強豪校から誘いがあったわけではなく、進学理由は「家が近かったから」というごく一般的なものだった。少年野球からずっと捕手を務めていた米田が、本格的に投手を始めたのは高校1年の秋。1学年上のエース・藤澤壮太(現シティライト岡山)の調子が上がらず、短いイニングのリリーフ経験があった米田に白羽の矢が・・・
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