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早大のリリーバー 山下拓馬が歩んだ神宮までのサクセスストーリー

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早大・山下拓馬


試合の最後を締めるWASEDAのリリーバー


 2000年2月29日生まれ。早大・山下拓馬(4年・早大本庄高)の真の誕生日はうるう年の4年に1度だ。「2月のうちに祝っておきたいですからね(苦笑)。自分の中で、3年は2月28日に設定しています」。

 2016年。高校2年生・山下は同秋から正捕手を任された。現在の投手としての姿を、想像することはできなかった。遠投110メートル、二塁送球1秒78の強肩。あくまでもチーム事情で、本人は「自分的には投手をやりたかった」と振り返る。

 横瀬中時代に在籍した武蔵狭山ボーイズでは3年時に春、夏の全国大会、ジャイアンツカップを通じて8強進出。春は捕手だったが、夏とジャイアンツカップでは投手だった。当時の最速は130キロ弱。学校成績は9科目合計45点満点(5段階評定)で43の秀才で、早大本庄高へはα選抜(自己推薦入試)を経て入学した。慶應義塾高(神奈川)も選択肢の一つだったが・・・

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