
社会人日本選手権では準優勝。先発3試合、救援1試合とフル回転したが、頂点にはあと一歩届かなかった[写真=佐藤真一]
社会人の強打者を牛耳る洗練された投球術
社会人の屈強な打者たちが130キロのストレートに差し込まれ、とても安打になりそうもない窮屈なファウルを連発する。巨大化、高速化が進み、高校生でも毎年150キロ投手が現れる現代において三菱重工Eastの大黒柱・
大野亨輔(専大)のピッチングスタイルは“個性的”だ。
入社6年目の27歳。自己最速は144キロで、今年に限れば141キロ。社会人1年目に日の丸を背負いプロも注目する存在だったが、球速で勝負できるタイプではないと判断し、2年目からスタイルを変更。カットボールを織り交ぜて、ストレートを速く見せる投球術を身につけた。
特筆すべきは・・・
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