
1年春から東都二部で実績を重ね、3年春から一部。同秋には初のベストナインを受賞した[写真=BBM
「一日一生」を心に刻む新主将
青学大・安藤寧則監督は2021年秋のリーグ戦を2位タイで終えた後、新チームの主将をすぐには決めなかった。複数の候補がおり、「誰に任せてもチームはいい方向に行くが、チームは生き物。主将によって味が変わってくる」と考えていたからだった。
そんな中、二塁手の
山田拓也(4年・東海大相模高)は前主将の
泉口友汰(大阪桐蔭高)から「お前がキャプテンをやれよ!」と言われた。何気ない会話の中でのことだった。1年春の二部リーグ開幕戦から3年秋まで全試合に出場している山田は、「試合に出ている責任がある」と感じていた。泉口の言葉に後押しされ、「自分が引っ張っていかなきゃいけない」と、自覚が深まった。
安藤監督は3年生全員と面談をして、彼らの考えを確認した。その上で、「誰よりもグラウンドで隙がない」と信頼する山田を主将に指名した。山田は・・・
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