第74回JABA京都大会は4月25日から5月2日まで、わかさスタジアム京都などで行われ、東芝が33大会ぶり2度目の優勝を遂げた。ヤマハとの決勝(4月30日)は雨天でサスペンデッドゲーム(一時停止試合)になり、5月1日の雨天中止を挟み、2日に行われた。6回表から再開し、東芝が5対1でヤマハを下した。MVPにはルーキー右腕・笹森公輔(上武大)が輝いた。ミキハウスとの予選リーグで先発して7回1失点で勝利投手、大阪ガスとの準決勝では3安打完封。そしてヤマハとの決勝では再開した6回から4イニングを1安打無失点に抑え、堂々の投球を披露した。

　準優勝のヤマハは大会3本塁打を放った網谷圭将(千葉英和高)が敢闘賞に加え、首位打者賞も受賞。準優勝だった昨年の都市対抗で久慈賞を受賞した元プロのバットが、チームをけん引している。なお、東芝は今秋に開催される予定の社会人日本選手権に、8大会連続32回目の出場を決めている。

■わかさ生活第74回JABA京都大会結果

　第76回JABAベーブルース杯が5月1日から5日まで、長良川球場などで行われ、日本製鉄東海REXが初優勝を飾った。MVPには三菱自動車岡崎との準決勝で2失点完投した左腕・吉川大翔(専大)が受賞。社会人日本選手権に3大会ぶり13回目の出場を決めている。


■第76回JABAベーブルース杯争奪全国社会人野球大会結果