台湾との決勝は2度にわたる降雨中断。難しいコンディション、完全アウェーの状況下で銀メダル。打線は相手の7安打を上回る10安打も1得点。4投手の継投も10四死球と難しい一戦となった[写真=沢井史]
台湾との決勝は10四死球
台湾開催だった2016年以来、2大会ぶりのアジア王者を目指した第13回BFA U-18アジア野球選手権大会。グループBのオープニングラウンドを3連勝の1位で通過。スー
パーラウンドは1勝1敗も得失点率で決勝進出。地元・台湾との頂上決戦は1対6で敗れ、銀メダルに終わった。試合後、小倉全由監督は悔しさをにじませながらこう口にした。
「選手たちはよく打ってくれたんですけれど、思うようにはいかなかったですね。でも、みんな大変な中で一生懸命やってくれたと思います」
降雨による2度の中断もあり、悪コンディションの中で行われたファイナル。スーパーラウンドの台湾戦、韓国戦の計13イニングで計1得点だった打線を、決勝は打撃好調の大阪桐蔭高・徳丸快晴を五番から三番、明徳義塾高・山畑真南斗を九番から六番と組み替えた。日本は初回に花咲徳栄高・石塚裕惺の適時打で先制。前日、韓国とのスーパーラウンドを救援で1回1/3を無失点に抑えた今朝丸裕喜(報徳学園)が連投で、大一番の先発を任された。序盤2イニングを無失点に抑えたが・・・
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