
2022年4月から東洋大姫路高を指揮する岡田監督。地道な指導で母校を全国トップレベルへと引き上げた[写真=田中慎一郎]
東洋大姫路高(兵庫)の中心はエースの阪下漣(3年)だ。大院大高(大阪)との近畿大会準々決勝では90球で無四球完封勝利を挙げるなど安定感は抜群。ストレートの最速は147キロに達し「高校に入ってから体重を増やしたことで、球速が上がりました」と181cm87kgの立派な体格を誇る。阪下をはじめ、チームには大型選手が目立つが、岡田龍生監督が履正社高(大阪)で
安田尚憲(
ロッテ)らを育てた際に用いた「トレーニング、食事、睡眠」をバランス良く取るメソッドを使っており「履正社高時代と数値はもう並んでいます」と効果が表れている。
攻撃について、渡邊拓雲主将(3年)は「試合をイメージしたシートバッティングをやってきて、一巡目はランナーをつけ、そのシチュエーションに沿ったバッティング。二巡目はバント。3巡目はチャンスで一本を打つ、というようにテーマを変えながら練習をしてきました。新チームが始まったころは・・・
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