道しるべは目の前にあった背中だった。選手としての成長を実感しつつ、ナインを率いて勝負の1年に臨む。 リポート=高田博史 
NPBの舞台で待つ2人に追いつきたい徳島・寺岡[写真=佐藤友美]
「姿勢で引っ張っていく」
3月22日現在、練習試合8試合を消化した徳島は、7勝1敗と好調だ。寺岡丈翔主将(福岡大)に今季のチームカラーについて尋ねると、「仲がいいなっていうのはすごく感じます」と話す。
練習の雰囲気が明るい。他球団と同様、半数以上が新入団選手だが、ミーティング中もどんどん発言が飛び交う。
「自分がもうしゃべることがないぐらい、みんながバンバン発言してくれるんで。そこは非常に助かってます(笑)」
昨シーズン、前・後期優勝、
ソフトバンク杯優勝、年間総合優勝の“4冠”を達成したが、独立リーグ日本一だけ達成できなかった。主将に就任し、最初に「日本一を獲りたい」と宣言している。強い球団になるには、全員が同じ方向を向いて頑張ることが必要だ。
「試合に出ているメンバーだけがめっちゃ頑張っていても、強いチームにはなれないと思うんで」
2月1日の合同自主トレ初日、囲み会見で・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン