無骨で寡黙な仕事人。打席にもシンプルな思考で臨み、リーグ上位の打棒を披露している。 リポート=高田博史 
我が道を行く姿に昭和の男を感じさせる高知・海辺
「素手のままでいいかな」
今どき珍しいのではないだろうか。高知・
海辺眺(山梨学院大)は、バッティンググラブを着けずに打席に入る。アイテムを購入せず、ネットゲームをプレーすることに誰かがなぞらえ、付いたあだ名は『無課金』である。
だが、選手名鑑の『
セールスポイント』の欄に、自ら『バッティンググラブをしない』と書くほどだ。本人にしてみれば、それ相応の理由がある。
「普通に素手のほうが打ちやすいんで。慣れかもしれないですけど、慣れるまで耐えるんだったら、別に素手のままでいいかなって感じです」
持ち味は・・・
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