
実戦でも真価を発揮している宗山[写真=兼村竜介]
昨秋のドラフトで5球団が競合した実力をいかんなく発揮した。2月11日、
日本ハムとの練習試合(金武)で実戦デビューを果たした
宗山塁(
楽天)だ。一番・遊撃で先発出場すると初回の第1打席で
根本悠楓のストレートをセンター前にはじき返し、3回には四球で出塁するとすかさず二盗。5回には先頭で打席に入るとザバラのストレートに力負けせずに再びセンター前に運んだ。2打数2安打1四球1盗塁。見事に結果を残した。
センター返し中心のバッティング。とにかくタイミングの取り方に優れている。早めに始動してトップをきちんとつくり、余裕を持って投球を待っている。間を取ることができるので、さまざまな球種に対応できそうだ。インパクトまで最短距離でバットを出し、自分のポイントでしっかりとらえているのも素晴らしい。第1打席では左腕からのヒットだったが、対左も苦にすることはなさそうだ。第2打席の四球も際どいコースを見極めた結果で、選球眼にも優れている。広角に打ち分けることもできそうで、率を残せるだろう。
遊撃では・・・
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