プロ野球12球団の選手や監督・コーチに、毎週決まったお題について自由に語ってもらうコーナー。今週のお題は「ベンチ」です。 阪神・小豆畑眞也捕手

監督のボソッという言葉も捕手として勉強になるという小豆畑。ベンチに座る位置もしっかりと考えている
ベンチでは必ず、監督の声が聞こえる場所にいます。普通は監督やコーチの近くに若い選手がいて、中堅、ベテラン選手になるにつれてベンチの端のほうに座っていくイメージがあるんですけど、あまり遠くに座ると監督の声が聞こえなくなりますからね。近くに座れば、ちょっとした瞬間でも「この場面ではこういうボールだろ」とか、監督がボソッと言ったことが聞こえたらヒントになる。
監督やコーチの野球観を知る意味でも、なるべく近くにいるようにはしています。自分が出ていないときだったら、配球で気になった部分があれば、すぐにバッテリーコーチに「あの場面はどういう攻め方がいいですかね」と聞くこともできますし。日々、勉強です。