プロ野球12球団の選手や監督・コーチに、毎週決まったお題について自由に語ってもらうコーナー。今週のお題は「リハビリ」です。 ソフトバンク・川原弘之投手

今季は「50試合以上登板」を目標に掲げる川原
2015年の開幕前に左肩、その年のオフに左ヒジの手術をして、2年以上のリハビリを行いました。特に肩の手術をした際には「また投げられるようになるのだろうか」と不安に襲われましたが、ある方の言葉に励まされてリハビリを頑張ることができました。
それは、チームの大先輩である
斉藤和巳さんからの「おまえの手術なんて、俺に比べたらかすり傷みたいなもんや」という言葉です。
右肩を合計3度も手術された和巳さんは、自分が入団して間もないころも西戸崎合宿所で黙々とリハビリに励まれていました。沢村賞も獲得された偉大な投手から励ましてもらって気持ちが楽になりましたし、「絶対に復帰するんだ!」という勇気をもらいました。
写真=湯浅芳昭