プロ野球12球団の選手や監督・コーチに、毎週決まったお題について自由に語ってもらうコーナー。今週のお題は「リハビリ」です。 中日・大藏彰人投手

黄色じん帯骨化症という難病を患った大藏彰人
昨年1月に下半身にしびれを感じたのが最初でした。「ヘルニア」と言われて3カ月くらいで復帰できると思っていたのが、実際には難病の「胸椎黄色靱帯骨化症」と判明。1年間野球がやれないと知って絶望しました。育成2年目で、あと2年しかチャンスはないと思っていたのが「1年しかなくなる」となったわけですから。
気持ちが楽になったのは3月末に手術が成功してから。親が付きっきりで看病してくれたり、ツイッターでつぶやいたときにファンの方が応援してくれたりしたおかげです。元気なときに言われる「頑張れ」とはまた違って、すごく心に染みるというか。だから、できることは何でもやろうと決めて前を向けました。