右投左打の強肩強打。攻撃型捕手は西武・森友哉を、あこがれの存在と語る。3年間で甲子園の土を踏むことはできなかったが、全国屈指の激戦区・神奈川でもまれた実力は超高校級のレベルにある。 写真=大賀章好 
1年秋から強豪校の本塁を死守。激戦区・神奈川で切磋琢磨した経験値は今後も、大きな武器となるだろう
神奈川県高野連主催の独自大会は、新型コロナ禍によりスカウトらも球場への入場が禁止された。このため、開幕前のオープン戦ではNPB12球団のスカウトが大挙して視察に訪れた。
二塁送球は安定して1秒8台をたたき出す。左打ちの打撃も、高校通算27本塁打を誇る。1年夏からベンチ入りを果たし、同年秋から正捕手としてマスクをかぶった、豊富な経験値も魅力の一つだ。
昨夏の神奈川準決勝では桐光学園高の好左腕・
安達壮汰(3年)から逆方向へ、横浜スタジアムの左中間席に2ランを放った。左投手も苦にせず、広角に打てる。西武・森友哉のような「打てるキャッチャー」として、評価されている。
「相模、横浜を倒して甲子園に行きたい」
捕手育成に定評のある日大藤沢高に進学した。元
中日・
山本昌氏の実弟で、自身も捕手として社会人野球・三菱自動車川崎までプレーした山本秀明監督の下・・・
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