第1回ワールドカレッジベースボールチャンピオンシップ(WCBC)では、アメリカとの予選ラウンドで1回無失点。同決勝では救援勝利を挙げ、世界で通用するところを証明した。国際舞台での自信を胸に、4年秋のシーズンへと向かう。 取材・文=佐々木亨 写真=菅原淳 
全日本大学選手権1回戦[対松山大]では7回2失点で勝利投手。安定感ある投球が持ち味である
8時間睡眠で球速アップ
プロへ行きたい――。
投手育成に定評のある富士大に入学した
角田楓斗は、この4年間で確かな成長曲線を描いてきた。
「高校の時点ではプロで通用するとは思っていなかったので、大学で鍛え直してドラフト1位で行けるようにと思って、富士大への進学を決断しました」
青森県弘前市出身の角田は、地元にある東奥義塾高時代は最速143キロ。富士大では「まずは球速を上げる」ことを目標に掲げて歩み始めた。成長の要因を、安田慎太郎監督が「トレーニングに尽きます」と言うように、ウエート・トレーニングや可動域トレーニング、さらに瞬発力を高めるプライオメトリクストレーニングなどを通して球速は上がっていった。
「高校の時点で150キロを出すイメージはできていたので、あとは努力で何とかなるかなと思っていた」
大学1年の夏に145キロだった球速はすぐに大台の150キロまで到達して、今では最速153キロを誇る。
「高校のときは体が細かったので、大学では・・・
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