マルティネス獲得は他球団移籍阻止のため

　あらためまして……明けましておめでとうございます。2025年のスタートです。年末から海外へ家族旅行に出掛け、ホンマ、ゆっくりできた新年になりました。体調もすっかり回復して、元気いっぱいの67歳。戻ってきた「そらそうよ」で、いろいろと野球界について発信していくつもりです。

　さて自分が海外にいる間に、球界はいろんな動きがあり、ようやく25年シーズンの形が固まったようです。いわゆる「補強」というもので、その中にはドラフト、外国人、FA、トレードがあるが、阪神の場合はドラフトと外国人で終結。何よりFAで他球団への移籍も……とされた主力クラスが残留になったのが、何よりの補強といえる。

　対照的に派手なオフになったのが巨人だ。最初はFA選手との交渉がうまく運ばなかったが、最終的に「大型補強」に成功した。巨人は金があるな……と、オレの周りでそんな声を聞くが、ここは金の問題ではなく、とにかく補強して日本一を、という目的がはっきりと分かる補強になった。

　昨年、リーグ優勝を飾った。最後まで阪神は巨人を追いかけたがわずかに届かず。ところが・・・