
中継ぎ登板でプロ初勝利を手にした会田
プロ野球の歴史の中から、日付にこだわってその日に何があったのか紹介していく。今回は2007年4月26日だ。
2年目右腕の
巨人・
会田有志がこの日の横浜戦(東京ドーム)、2対3と1点ビハインドの8回表に登板。満塁のピンチを招きながらゼロで切り抜けると、その裏、打線が3点を奪って逆転した。9回表は
豊田清が抑え、会田にプロ初勝利が転がり込んできた。
会田の父は71年から80年まで
ヤクルトに在籍し、29勝をマークした
会田照夫。これまでプロ野球の親子投手は4例あったが、父と子が勝利を挙げたことはなかった。会田親子が史上初の親子勝利投手となった。
2006年、大学・社会人ドラフト7巡目で中大から巨人に入団した会田は1年目、一軍登板はなし。同年秋、サイドスローからアンダースローに転向。くしくも父と同じ投法でプロ初勝利を手に入れた。
写真=BBM