西武が「プロ野球選手1年生のきみへ」と題して、育成アマチュア担当(スカウト)から今年のルーキーたちに宛てた“手紙”を公開。各担当から見た選手たちは“子ども”、選手たちから見た各担当は近くで見守ってくれる“親”のような存在だが、この状況下で直接会話をできない日々が続く。その中で、各育成アマチュア担当たちが各選手に対して“今伝えたい想い”を綴ろうと筆を執った。まず第1回として、竹下潤育成アマチュア担当からドラフト2位・浜屋将太投手に宛てたものを公開する。 
西武・浜屋将太
将太へ
元気ですか?
スポニチ大会で初めて見た将太は左投手としてプロで成功できる選手だと感じて北九州まで追いかけたのを覚えています。
先発、中継ぎ、抑えと、どこで任されても結果を出してチームを都市対抗、日本選手権へと導いたね。
社会人時代は、チーム内で雑用をやったり、会社員として仕事をしていた時間が今はすべてを野球に使えるんだ。
朝から晩まで野球に打ち込める環境への切り替えは難しいかもしれないけど、ここでいかに野球ができるか。そういうことも含めてプロ野球選手だからな、きみならできると思っているぞ。
何かあったら地元の大先輩である赤田(将吾)コーチ、榎田(大樹)投手に頼りなさい。

西武・竹下潤スカウト(球団提供)
埼玉西武ライオンズ育成アマチュア担当
竹下潤(13年目、担当地区:関東、主な担当選手:2018年
齊藤大将投手)
西武ライオンズ