お互いが認め合うライバル

早大の主将・小澤[左]と慶大の主将・外丸[右]は健闘を誓い合った[写真=BBM]
東京六大学リーグ戦の開幕を2日後に控えた9月11日、東京都内で懇親会が開かれた。同連盟関係者のほか、報道陣(新聞、通信、放送各社)、同連盟に関わる関連企業が出席。秋のシーズンへの抱負を語る壇上で、早大と慶大の主将が火花を散らすシーンがあった。
早大史上2度目の4連覇を狙う
小澤周平主将(4年・健大高崎高)は対戦したい選手に慶大・外丸東眞(4年・前橋育英高)の名前を挙げた。
「高校時代から群馬で切磋琢磨してきた仲。2人で盛り上げられるようにしていきたい」
2021年夏。2人は甲子園出場をかけた群馬大会決勝で対戦している。エース・外丸を擁する前橋育英高が延長12回の熱戦を制し(6対1)、健大高崎高の春夏連続甲子園出場を阻んだ。外丸は「三番・二塁」の小澤を4打数無安打(2三振)と、最も乗せてはいけないキーマンを封じたのが勝因の一つだった。
壇上でのトークは、今春の順位順だ。小澤の後に順番が回ってきた外丸(春5位)も当然のように、対戦したい選手に「小澤」と言った。
「高校時代は抑えましたが、大学では打たれているんです。しっかり抑えて、最終週の早慶戦でチームの勝利に貢献し、優勝したいです」
早大と慶大の伝統の一戦は、11月1日から行われる。お互いを認め合う、ライバル関係。キャプテンナンバー背番号10を着けるプライドの激突から目が離せない。
文=岡本朋祐