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【大学野球】亜大・齊藤汰直がドラフト前の先発で好投 「一人ひとり抑えていくことしか考えていなかった」

 

「当日はドキドキすると思う」


10月21日の青学大戦で9回2安打11奪三振無失点の好投を見せた齊藤[写真=菅井真凜]


東都大学リーグ戦第5週
亜大1-0青学大(亜大1勝)
(延長10回)

 10月21日に行われた東都大学秋季一部リーグ青学大1回戦(神宮)で、亜大の152キロ右腕・齊藤汰直(4年・武庫荘総合高)が先発。2日後に迫ったドラフト会議へ猛アピールした。

 登板した直近の3試合はいずれも好投しながら完投負けと不運続きだったが、チームのために腕を振り続けた。この試合も直球と変化球を巧みに織り交ぜる投球を披露し、5回までは完全投球と圧巻の立ち上がり。7回には一死二、三塁と得点圏へ走者を許すも、四番・渡部海(3年・智弁和歌山高)、五番・中田達也(4年・星稜高)を空振り三振に打ち取り、9回131球を投げ2安打11奪三振、無失点の粘投でマウンドを降りた。「1点取られたら負けというのはずっと考えながらピッチングしていたので、三振がベストですけど、一人ひとり抑えていくことしか考えていなかったです」。チームは0対0の延長タイブレーク10回裏、一死満塁から伊藤健(3年・日本航空石川高)がサヨナラ打を放ち、劇的な勝利を収めた。

 青学大先発のドラフト1位候補・中西聖輝(4年・智弁和歌山高)も9回まで2安打9奪三振、無失点と力投し、見応えある投手戦を展開した。ドラフト会議に向けて齊藤は「今は高揚感などないですけど、当日はドキドキすると思う」とコメント。「運命の日」に向けて、神宮のマウンドで存在感を見せつけた。

文=菅井真凜
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